偉大な芸術家

週末は好天に恵まれ、日中は15度くらいにまで気温が上がりましたが、そこはフィンランド。まだ夜から朝にかけてはグッと冷え込み、0度くらいにまで下がります。日曜日は少し風もあり、ピュハヤルビ湖畔を散歩していると、波の音がかなり聞こえます。
ふと耳を澄ますと、シャリシャリともカシャカシャとも違う、何か金属質な硬い音がします。湖岸に降りてみると・・・。
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夜のうちに薄く張った氷が、波で砕けて湖岸に打ち寄せられ、波に揺られながら重なり合う音でした。冬の始まりにも同じような光景を目にしますが、どんよりとした寒空で見るのとは異なり、抜けるような青空のもと、太陽の光を受けて輝くその姿は、自然の作り出した不思議な光景。
春の訪れを感じさせる太陽の日差しの下、iPodから流れるお気に入りのSmooth Jazzを聴きながら、波の音と氷の奏でる不思議な音に耳を傾けていると、最高にリラックスした気分になります。


先日のバルセロナでは、偉大な芸術家ガウディの、その圧倒的な才能に驚かされましたが、もっとすごい偉大な芸術家がいました。



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ピュハヤルヴィ湖の波が作り出した、氷の城。どうやったらこのような形になるのか、想像もつきませんが、波打ち際に寄せられた氷が重なり合い、そして波に揺られながら出来上がった、偶然の産物。自然は偉大な芸術家です。
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by lapintie | 2006-04-24 03:36 | フィンランド
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