日本に一時帰国する直前に入院した母親の容体も回復し、文句を言いながらも病院の食事を食べることができるようになり、あと2、3週間で退院出来そうです。これでひとまずは安心。
そんな訳で、フィンランドに戻って来ました。 5月初めの陽気は何処へやら。朝の気温は10度以下のフィンランドです。 同じ日に、後任の駐在者もフィンランドに到着し、一緒にトゥルクでアパート探しです。 不動産屋さんに最初に紹介されたのは、古めだけど広いアパート。部屋は4階ですが、エレベーターが無いのがちょっと難点。建物に入ると、かなり年代を感じさせるデザインの内装。階段の手すりもアンティークな雰囲気で、いかにもヨーロッパの旧いアパートと言った趣きです。建てられた時期を訊いたら、なんと1925年建築の、築81年の物件です。第2次世界大戦前のアパートが、今でも現役で活躍していました。部屋の中は6畳ほどのベッドルームと、ダンス教室でも出来そうなくらい、無駄に広い(30畳くらい?)リビング。 2軒目は、かなり狭い部屋で、一人暮らしには過不足のない感じの部屋でしたが、よーく見ると洗濯機を置く場所がどこにも無い。一体、前に住んでいた人はどうやって洗濯していたの?それに、今自分が使っている家具を全部引き継いで部屋に入れたら、身動きが取れなくなりそう。 3軒目は、不動産屋さんのすぐ隣の、ほぼ新築に近い物件。部屋の広さは、最初の物件と2軒目の中間くらいで、入り口を入ってすぐ横に、3畳ほどもありそうな広いウォークインクローゼットがあり、ベッドルームの壁も一面全部クローゼット。サウナ付きで、広いガラス張りのバルコニーもあるので、サウナの後に涼むにも申し分無し。更に、地下には専用駐車場まで完備。但し、最大の問題点は、エレベーターが話題のシンドラー社製だったということ。タイムリー過ぎて、ちょっと不安が残ります。 最後の物件は、部屋の中を見ることが出来ませんでしたが、駐車場が屋外だということで、冬場のことを考えると、少し厳しそう。 そんな訳で、3軒目に見た物件に決まりました。エレベーターが故障しない事を、みんなで祈りましょう。
by lapintie
| 2006-06-09 06:24
| 生活
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