さて、日本に行く前からのお約束だった、「秋葉原(アキバ)メイド喫茶萌え体験」に、行って来ました。以前から、昔の電気街からオタク街に変わって来ているとは聞いていましたが、コンピュータやゲームに興味が無かったので、あまり行くこともありませんでした。
今回は、日本一大きなヨドバシカメラも出来たと言うことで、そちらの見学も兼ねての秋葉原探検です。宿泊先の横浜のホテルから、東海道線と山手線を乗り継いで、いざオタクの聖地「アキバ」に上陸です。 とりあえずヨドバシカメラは後にして、インターネットで見つけた「秋葉原メイド喫茶Map」を見ながら、メイド喫茶探しの開始です。場所は電気街のある地区なので、ヨドバシカメラのある地区とは、線路を挟んで反対側です。 地図を見ながら歩いていると、ガイドブックや地図を片手に歩いている人を多く見かけました。みんなメイド喫茶探しをしているのでしょうか?(いいえ、単なる観光客です。) そして、ついに発見! 1軒目、「Mai:lish」。雑居ビルの2Fにあります。目印はこの看板しか無く、この時点で怪しさ満点。勇気を出してドアを開けると・・・ 「お帰りなさいませ、ご主人様〜」 お約束のご挨拶で歓迎です。中には沢山のアキバ系な人が・・・。 あれ? お客さんがあまりいない?? 何故??? 実は、11時過ぎに来てしまったため、早過ぎてお客さんが未だ来ていなかったようです。 ちなみに、メイドさんも未だエンジンが掛かっていません。萌え萌えな雰囲気もなく、事務的にオーダーを取りに来て下さいました。あのー、萌えな雰囲気は・・・どこ? 仕方がないので、コーヒー1杯500円で店を出ました。 「行ってらっしゃいませ〜、ご主人様」 初心者には難しいお店でした。 2軒目、「MIA cafe」。またしても雑居ビルの2F。今度は看板も手書きです。 2回目なので、もう勇気も不要のままにドアを開けました。 「いらっしゃいませ〜」 「あれ???・・・?」 店内にはメイドさんがいましたが、完全にフツーの喫茶店です。ちなみにBGMはJAZZ。 でも、さっきよりメイドさんカワイイ。こちらもお客さんはまばら。ここでもコーヒーを頼んで、店内を見ていました。あっ、メイドさんのポラロイド写真がいっぱい貼ってある! 「写真撮ってもいいんですか?」 「ダメなんです〜」 「じゃあ、この写真をもらうことはできるんですか?」 「ポイントカードを作って頂いて、ポイントが溜まると差し上げます」 (何じゃそりゃ?) 暫くすると、サラリーマン風の男の子が入って来ました。 席についてメニューを見た後、「ハンバーグランチ下さい・・・。」 メチャクチャかわいらしい、小さな声でオーダーしていました。メイドさんを見て、緊張しているのかな? ガンバレ、青年! ポイント溜まるまで通うんだぞ! 結局この店は、出るときも「ありがとうございました」とフツーに挨拶されて終わりました。 萌えは、どこにあるんだ〜! 3軒目、「東京メイド喫茶 Tiara」。3度目の正直に掛けましょう。 この店は雑居ビルの3Fです。それも非常階段みたいなのを上がった所にあります。でも、入り口は今までで一番キレイ。ちょっとだけ期待してドアを開けました。 「お帰りなさいませ、ご主人様〜」 とりあえず、第一関門突破です。しかし、またしてもお客さんがほとんどいない! 店内には2組のカップルと、中年サラリーマン2人連れだけでした。カップルは明らかに観光客のようです。(ガイドブック持ってたし) しょうがないのでコーヒーを頼み、店内を観察していました。暫くすると、今度は奥様風な女性6人組がやって来ました。 「お帰りなさいませ、お嬢様〜。お嬢様6名様、ご帰宅で〜す。」 そーか、女性の場合はそう呼ぶのかと感心していたら、当の女性たちも「キャー、お嬢様ですって〜」と喜びながら隣のテーブルに着きました。そして、オーダーの時にはみんな違うメニューを頼んでいたようなのですが、その中の一人が「メイドと作るラブラブカフェモカ」を頼んだようで、「ねえ、これどうやって作るの? ラブラブってどうするの?」とオーダーを取りに来たメイドさん(ちょっと天然キャラ風)をいじり倒していました。店内には未だアキバなお客さんはいなかったのですが、彼らの天使を汚すような行為はいけません。 実際には、お客さんがミルクココアをかき混ぜているところに、メイドさんがコーヒーを注ぐと言うものでしたが、作っている最中にも「わ〜、ラブラブ〜」とか「ラブラブ出来た〜?」とか、はやし立てていました。萌えの聖地も一般観光客が荒らしてしまいそうです。 真打ち登場! そんな奥様方の破壊行為も済んだ後、見るからにいい雰囲気(アキバ度150%)の、ぽっちゃり型の青年がやって来ました。常連らしく、メイドさんも楽しそうに話し掛けていました。 そして、いつものメニューらしいスパゲッティミートソース(大盛り)を、メイドさんが彼のテーブルに運んで来た後、事件は起こりました。 おもむろに粉チーズの容器(クラフトの緑色の缶)を持ち、一心不乱に粉チーズをかけ始めます。見る見るミートソースは黄色いチーズに覆い隠され、更にその上にチーズの山を築き始めました。それを見ていた6人組の女性の一人は、ツボに入ってしまったらしく、席でうずくまって必死で笑いをこらえています。やがて、粉チーズを使い果たした彼の元に、先ほどのメイドさんがやって来て、それを見て楽しそうに笑っています。 「チーズの追加はよろしいですか?」 彼は、こうやってメイドさんとコミュニケーションを取るのがお約束のようです。 うーん、アキバは奥が深いぞ! シロートには難しすぎる! それでも、3軒目が一番楽しめるメイド喫茶でした。(スペシャル企画もあったし) 「行ってらっしゃいませ、ご主人様〜」の声と共に店を出たときは、立て続けの3杯のコーヒーで、ちょっと胃がもたれていましたが・・・。 (3軒目のお店のスペシャルサービス) 千円で好きなメイドさんとツーショットのポラロイド写真を撮ってもらえます。 そんな訳で、記念で千円出して、写真を撮ってもらいました。
by lapintie
| 2006-01-13 06:42
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