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マイナス20度って、どんな世界?

日本では関東地方でも雪になり、交通機関に大幅な乱れが生じ、大混乱になったようですね。フィンランドでは連日の寒波のおかげで、雪は少ないものの、マイナス20度を下回る寒さです。予報では来週からは気温も上がり、マイナス1桁代にまで回復するそうです。これで、ホッと一息と言ったところでしょうか。
ところでマイナス20度って、どんな世界になるのでしょう。少しだけ、マイナス20度の世界をお楽しみ(?)下さい。
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タンメルコスキ川にあるダムの上です。遊歩道になっているのですが、フェンスに霜がびっしりと付き、真っ白になっています。みんな、完全装備で歩いています。
水の落ちる所を覗き込んでみましょう。
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寒さが伝わるでしょうか?
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以前も書きましたが、寒さのため川の水が低温のまま蒸発し、辺り一面水煙で覆われています。湯気ではないので、決して温かくはないのですが、温泉街の湯煙のようですね。地元の人も、珍しそうに眺めています。
街を抜け、タンメルコスキ河畔を進みます。
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木の枝も樹氷のように氷の結晶で覆われいます。まるで白い花が咲いているようです。
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天気が良いので、青空と白い木々のコントラストがあざやかでキレイ。こちらの樹氷は、まるで冷凍の海老フライのよう。枝全体ではなく、部分的に氷の結晶が成長しているのも面白いです。
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いい気になって外を歩いていたら、マフラーが自分の息で凍っていました。マイナス20度の世界は、たとえ天気が良くても油断は禁物です。
by lapintie | 2006-01-23 00:28 | フィンランド
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